気候変動防止モデルマスタープラン作成過程報告1
「環境首都創造NGO全国ネットワーク」では、2016年度から3年間の予定で「気候変動防止モデルマスタープラン」を作成することとしました。
そして、その作成過程を、少しずつですがこのページでご紹介していきます。
そもそも「気候変動防止モデルマスタープラン」とは、持続可能な社会を創り出し、なおかつそこに暮らす人々の生活の質の向上を目指す総合的なまちづくりに取り組むための、モデルとなる計画のことです。
まずは、「気候変動防止モデルマスタープラン」の概要を。
【目的】
「パリ協定」の発効を受けて、今世紀末の気温上昇を1.5℃未満に抑えることに地域社会から率先的に取り組むとともに、持続可能な社会構築と生活の質の向上をめざす総合的なまちづくりにとりくむためのモデルとなる計画を、NGO、自治体、専門家が協働で構築し、日本社会に提案、具体化するもの。
【時期】
2016年度から取り組みを始め、環境首都創造ネットワーク会員自治体にも協力を求め2018年度の完成をめざす。
【活用】
モデルマスタープランは、各地の市区町村におけるプランづくり(地球温暖化対策実行計画区域施策編の大幅改定または策定、総合計画への大きな採り入れ、独自の気候変動防止マスタープランの策定等)の促進(環境省でも区域施策編の充実)に貢献する。
【情報開示】
「気候変動防止モデルマスタープラン」作成過程を、ウェブサイト、フェイスブックを通してオープンにすすめる。