(写真)区民と区の共同利用に使用している電気自動車
荒川区は東京23区の北東部に位置しています。区の北東部を隅田川が流れ、路面電車の都電荒川線が東西に走っているなど公共交通網が非常に充実しています。
こうした地域特性を有効に活用し、人にも地域にも地球にもやさしい「環境交通のまち・あらかわ」を実現するため平成19年度より環境に優しい交通政策を実施してきました。
具体的には、エコドライブの促進や小中学校における環境交通学習の実施、電気自動車を使った区民と区との共同利用などのカーシェアリングの導入促進を進めてきました。
平成22年1月には、こうした取組みが全国的にも優れていると評価され、「第1回EST交通環境大賞」(主催:EST普及推進委員会等、後援:国土交通省、警察庁、環境省等)の“優秀賞”を受賞することができました。
このような実績を踏まえ、22年10月には区民がみんなで取り組むことができるCO2削減プラン「低炭素地域づくり計画」を策定しました。今後、区では、温暖化対策を具体的に推進し「環境先進都市あらかわ」を目指していきます。