写真>市民主体で取り組むびわ湖岸へのヨシ植栽活動
野洲市は滋賀県の南部に位置し、北はびわ湖、南は近江富士の別名を持つ三上山をはじめとした山地、その間には野洲川や日野川など豊かな川が流れ、広大な田園が広がっています。
このような豊かな自然環境を保全し、地域にとって望ましい将来ビジョンを実現するため、市民、事業者、行政がパートナーシップを基に実践する具体的な行動を「環境基本計画」としてまとめ、計画の推進組織を主体に以下のような実践をしています。
○自然分野
里山から川、緑地、田畑、そしてびわ湖までの一連の自然環境の保全を向上させる取り組みを展開し、多くの市民に対して活動目的の趣旨を普及啓発するとともに、参加者の増加による実践主体の拡充を図り、自然環境を軸とした地元産業の活性化をめざしています。
○ごみ・資源分野
市民主体の省エネ学習会の開催や廃食油および生ごみの資源化促進、リユースの試行やグリーン購入ガイドブックの作成などの実践を進め、環境負荷の少ない循環型社会の構築に向けた仕組みづくりを行います。
○まち・くらし分野
レジ袋の使用削減やエコドライブ、事業所における環境配慮行動など、市民や事業者が身近な暮らし・事業活動で実践できる環境に配慮した行動を普及させるため、市と事業者および関係団体が連携した仕組みの構築を行います。
また庁内おいても(庁内)実施計画を作成し、計画を推進するため関係各課で構成するワーキンググループにおいて基本計画で定めるプロジェクトおよび目標と連携した施策、事業を展開する取り組みを進めています。