(写真) 「ちっちゃな文化展」県外からも多くの方が訪れます。本年は10月23日?25日開催
南に雄大な遠州灘、北には南アルプス最南端の八高山、また中央部には学術的にも価値の高い自然植生地が残る小笠山丘陵地、海と山の豊かな自然に恵まれた掛川市は、掛川城、高天神城、横須賀城の3城跡を有する歴史文化のまちでもあります。
掛川市の施策の基底には昭和54年に全国に先駆けて宣言した「生涯学習都市」の考えがあり、市内全域を生涯学習に結びつけハード、ソフト面の構築がされてきました。工業団地もエコポリスの名の通り、環境・生態系に配慮し、緑豊かな運動公園、花木の充実、幹線道路の無電柱化などが図られています。また、中心市街地の整備にあたっては、近代化と歴史文化の両立させた「城下町風街並みづくり」が、街並み活用事業としては、毎年10月に「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」が民家の軒先や部屋等をギャラリーに開かれています。他にも、温暖化防止や太陽光発電普及に関する企業とのパートナーシップ協定、企業・環境団体・市の連携による環境基金の造成、市内全域でごみ減量学習会を開催するごみ減量大作戦などに取り組んできました。
現在、国際的に地球温暖化ガス削減について日本の果たす役割が非常に大きくなっている中、当市の課題は、急速な工業化により、省エネ・省資源を中心とした施策では削減目標の達成が難しいことです。このため、太陽光発電の普及に向け、大学とも連携して、各種の課題や誘導のあり方について検討を進めています。
自然と歴史文化のまち掛川へ、皆様ぜひお越し下さい。