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ドイツの環境首都を歩く 「環境市民」の現地報告(7)

都市を持続可能にする自転車 

自転車専用道の充実 広報活動にも力 
先駆都市ミュンスター

 日本で「自転車政策」というと、違法駐輪対策がすぐ思い浮かぶほど、しばしば後向きのイメージだけが付きまとう。ところが最近自転車は、例えば自動車と違って走行時にCO2を排出しないなど環境問題の側面から脚光を浴びている。健康やライフスタイルの観点からも注目を集めている。自転車政策という言葉は一種のパラダイムシフトの時期を迎えていると言っても過言ではない。

 ミュンスター市は、ドイツで自転車政策に最も熱心に取り組んでいると言われている。ドイツ最大の自転車市民団体ADFCが主催する「自転車に優しい都市コンテスト」でも、過去2回優勝した。

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新しい地下駐輪場によってすっきりとしたミュンスター駅前


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新駐輪場が整備される前のミュンスター駅前の様子

シンボルは駅前の駐輪場

 ミュンスター市は自転車専用道の整備にとても熱心なことで知られている。中でも有名なのは、旧市街を囲む城壁跡地に作られたもので、通称「自転車のアウトバーン(高速道路)」と呼ばれている。市内の主な道路には、必ずといっていいほど車道と歩道の間に自転車専用道が設けられている。スペースの余裕がない比較的狭い道路でも、例えばバス専用レーンと共有するなどにより対処している。他にも自転車専用の信号や標識を市内のあちこちに設置するなど、自転車の利便性を向上させて利用を促進するための工夫が随所に見られる。

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並木の中に整備された「自転車のアウトバーン」と呼ばれる専用道路

 これらに加え、自転車普及のための広報活動にも力を入れている。自転車利用を呼びかけるパンフレット類の作成や市民向けイベントの実施などの広報活動に、市は年間12,000ユーロの予算をかけている。日本でも深刻になっている運転マナー問題についても、夜間の灯火キャンペーンや学校の子どもを対象とした主張出前学習講座を行っている。

 自転車のまちミュンスターのシンボル的存在が、ガラス張りの美しい駅前駐車場だ。違法駐輪自転車であふれていた駅前の姿は、1999年の駐輪場完成後に一変した。入り口を入ると、地下には3,000台を超える自転車を収容できる巨大な駐輪スペースが広がり、中には自転車修理や部品販売ショップ、雨具などを保管できる個人用ロッカーもある。一風変わったところでは、自転車の自動洗車機なんていうものもある。

そもそもは車道走るもの

 ところで日本では、自転車はそもそも歩道ではなく車道を走るものなのだという意識が人々の間で薄く、法律などの諸制度もそれが前提となっており、そうした事情が運転マナー問題の根底にあると指摘する声もある。自転車専用道整備と広報活動の双方が充実しているところに、自転車のまちミュンスターの強みの一つを見た気がする。

 なお、写真と記事中のデータは、ミュンスター在住の近江まどか氏に提供していただいた。

(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・宮永健太郎)

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平成17年10月1日、本市は1市1町1村の新設合併により愛知県の東部、東三河の中央で産声を上げました。面積は県内で2番目の広さとなる499km2。市域の約84%を山林が占め、併せ持つ国定公園や自然公園区域など県下でも有数の自然環境を有する地域に約5万2千人が暮らしています。

全国的には「長篠・設楽原の戦い」が有名で、初夏に開催される長篠合戦のぼりまつりや設楽原決戦場まつりでは、火縄銃実演の演武などもあり来場者を魅了しています。

平成20年3月、新市で初めての『第1次新城市総合計画〜山の湊しんしろ経営戦略プラン〜』が公募市民委員などにより策定されました。この総合計画では市の将来像を「市民(ひと)がつなぐ 山の湊(みなと) 創造都市」とし、その実現に向けた基本戦略のひとつに「環境首都創造」を掲げています。この目標を達成するため、行動の指針となる環境基本計画の策定をはじめ、環境審議会活動や環境事業評価の研究、全国の自治体との交流、「環境首都コンテスト」などの取り組みを推進し、持続可能な環境育成型市民自治社会の実現を目指しています。

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